いすみ市が気になる

昨日は電車でいすみ市の大原に行ってきた。以前移住相談セミナーに行ったときに、いすみ市の職員さんに少し話を聞いて個人的に関心を持っていた場所。

いすみ市までは東京駅から鈍行で2時間ほど。本当は特急で70分くらいで行けるのだが、コストもかかるしちょうどいい時間がなかったので、鈍行で向かった。事前にGoogleマップで見たところ、おいしそうな海鮮のお店や個人経営のカフェがいくつかあったので、駅に到着してからその場所目当てに歩き回った。1件目はハマグリやサザエなどの海鮮を網焼きできる地元の人気店。ランチセットの漬け丼に網焼きを注文して、かなり満足度高いランチになった。本当はその後マルシェに行きたかったのだが、その日はお休みで、渋々綺麗目なカフェに。カフェラテを飲んで休憩した後、たまたま通りがかった直売所が安かったので、葉付玉ねぎ(初挑戦)とサツマイモ(ねっとり系でおいしかった)を買って帰路についた。

感想はというと、いすみ市は本当に人が少ない。人の気配がなくて、空き家もいっぱいあって、「車がないと移動が大変」という意味がわかるほど、1ブロックが大きい。目当ての場所から次の目当ての場所まで10~15分くらいの距離が多かったが、結構歩き疲れそうになった(靴がヒールだったせいもあるかもしれないが、変わらない景色の中歩き続けるのはきつい)。あとからYouTubeで見たのだが、毎週日曜日には海産物を販売する朝市が開催されて、たくさんの人が集まるよう。はるばる車に乗って、楽しみに朝市にくるのだろう。道を歩いていると人通りは少なかったが、その分地域イベントが一大イベントになるし、地域の集まりやコミュニティはたくさんあるのだろうな、と想像した。こんなことを考えられるのも、実際にその場所に行ったから感じられることなので、今回訪れてみた意味があったと思った。

最近の私の休日のテーマは”体験”。彼が”将来やりたいこと”がおぼろげながらちゃんと頭の中にある人で、将来やりたいことをよく語っている。でも願望だけが頭の中にあるのはもったいない気がして、せっかくだから一緒に体験してみたいと思うようになった(妄想をぶち壊してしまっていたら申し訳ないけど)。

体験をすることで、世の中の物事に対してより解像度が上がっていくと思う。今後も色々なことに(大きなことでなくても、YouTubeやテレビで見る内容などでもいい)関心のアンテナを張って、行動の幅を広げていきたい、と月並みなことを思っている。