フルートの発表会が気になる

昨日はフルート教室の発表会があった。高校時代の友達とデュエットをしようと誘って、2人で2曲を一緒に演奏した。

結論から言うと、想像以上の充実感があった(緊張で、楽しかった、と思うほどの心の余裕はなかった笑)。

教室の先生の生徒10人くらいがフルートもしくはピアノを発表する、という形式のものだった。参加者は本当に「老若男女」と表現するのがふさわしく、外国人の子供や30代くらいの社会人、4~50代のおばさまや60代くらいのおじさま、バックグラウンドが全く異なる、音楽を通じてしか交わることのないだろう人々が一堂に会した、という会だった。

参加者個人個人が色々な思いをもってフルートやピアノに向き合っていることが伝わってきて、出演者全員の姿勢がすごく素敵だった。「上手いとか下手じゃなくて、心だと思った」と友達が言っていたのがとても印象的だったけど、まさにその通りで、一生懸命に発表する姿勢、忙しいなか教室に通っているのだろうな、とか、楽しんで取り組んでいるんだろうな、とか参加者の日常を勝手に想像して、温かい気持ちになれる時間だった。

発表当日に至る練習を含めて、通常は1人で月2回のレッスンに通っているだけなので、2人で練習するのは数回だけだったものの、とても楽しかった。目標があって、それに向かって練習する充実感は自分のなかでは好きな感覚。物事にのめり込む感覚は日常的にあまり感じることはないのだが(仕事は別として)、好きなことに集中して取り組むのは充実感があって、この時間が自分を豊かにしてくれるなと感じられた。

こういう素敵な機会を持てて、先生にも感謝。今度は教室の生徒の方とも合奏できたらいいな、とひそかに思ってる。