美しくあること、が気になる

「ここじゃない世界に行きたかった」という本を読んだ。

心に刺さる文章がたくさんあって、食い入るように読んでいる最中だ。その中で、気になったことを書き留めたいと思う。

 

筆者はInstagramで「美しくあることについて、考えを聞かせてください」と問いかけたのだそうだ。

すると、

”美しくあることは、自分に向き合うこと”

”狭く深く集中できる環境をどれだけ構築できるか。何かに没頭している時間は誰もが美しい”

”ある哲学書より、美しさとは自愛。ナルシストは自己愛。この両者が日本では混同されがちだと思います”

といった回答が来たという。

3つ目の回答を受けて、”美しくあることとナルシズムを混同し、「取るに足らない、ワガママで、必要のない贅沢」と一掃することで心に薬を与えていたが、それは違う。美しくあることは、どう生きるか?という自分への問いかけであるのだ。”

と書いている。

 

 

自分を振り返ると、おしゃれしたり、完璧なメイクでデートに出かけたり、美容室に行ったりした時の自分は凄く好き。気分も上がる。

身体を動かしたり、皿洗いをしたり、日々スキンケアをする自分も好き。褒めたくなる。

一方で、自らのことを反省することがなかったり、向上心がなかったり、嫌なことは後回しにして嫌だ嫌だと思いながらも変わらずにいたりもする。そういう自分は嫌いだ。

自分のどんな側面が好きなのか、嫌いなのかというのを考えて

嫌いな部分を直そうとしたり、好きな部分をもっと高めようとしたりするのが

今自分にできる「美しくあること」だな、とふと思った。

「どういう自分でいたいか」をもっと考えなくては、と思った。