ネットワーキングが気になる

リサーチという仕事柄、一人で黙々と作業することに慣れてしまっているのだが(コロナ禍で1年以上100%リモートワークなので尚更)、最近ネットワーキングの重要さをひしひしと感じている。

先日、キャリア面談をする機会があったのだが、自分がやりたいことを半ば現状それができていませんという不満を示してつらつらと述べていたら、あっけなく「やればいいじゃん!」と言われて拍子抜けした。思い返せば、やろうと思えばできること。それにリミットをかけていたのは自分だ、と思い知らされた。そのうちの一つがネットワーキング。普段関わりがない部署との連携、社外の人との交流、知らない人と会話をして新しい気づきや学びを得ること。

私はリサーチという殻に閉じこもりながらも、ネットワーキングを求めている、人とのアイデア交換を求めているのだと気づいた。先日後輩との1on1で、後輩が行っている調査内容に絡めつつ、あるサービスのユーザー体験等を語り合った。後輩は、その話から調べたほうがいい対象の事業を思いついたらしく、「(私と)話し合えてよかった」と振り返りMTGのメモに書いてくれた。こんな感じで、人と話し合うことで新しいアイデアが生まれてくる時に、ワクワクする。

以前はよくオフラインで開催されているセミナーに参加しており、そこで周りの数名と名刺交換をしてとりあえずフェイスブックでつながってネットワーク作りをしていたものだ。今はそんなこともできていないなあ、と今更やっと気づき、そんな日々を懐かしく思ったが、今からでも遅くない。人見知りではあるけど、初対面の人に出会う場に行くのは昔から嫌いではない。むしろ好きなほう。緊張はするけど、ワクワクするほうだ。

そんなワクワクをもう一度取り戻したいと思う。セミナーに参加したりして、殻に閉じこもらずに動き出そうと思う。