燃焼が気になる

今日、やっと展示会用の書道作品を提出した。今回は最後の最後まで頑張って書いたので、やりきった感がある。

日曜日が最終練習日(提出する作品を選ぶ日)だったのだが、その前日にどうしても「後悔したくない」という気持ちが芽生え、夜中の12時から3時半まで、紙があるだけ書いた(たしか5~6枚だったと思うが)。土曜日は1日中遊んで、そのまま日曜日を迎えようかと思っていたのにも関わらず、土壇場になると突然やりきりたい根性が芽生えてくる。

「後悔をするのが恐ろしい」という強迫観念のような感覚。100%満足した字を書けたと思っていなかったからなのか、ここで頑張らないと心残りになると強く思った。逆に今全力を出せば、いい字が書けても書けなくても問題ない。100%の力を出し切ることが肝心だった。

そんな思いで必死に書きまくった。眠気に襲われないように、乾かす間に洗顔や歯磨きなどの支度をしながら笑

 

そして迎えた日曜日。これまでの複数回の練習で書いてきた作品と、前日に土壇場で書いた作品を持って行って、先生に選んでもらった。選ばれた作品は自分がいいなと思っていたものとは違うもの。どちらかというと失敗したと思ったものだった。でも先生は良いポイントをたくさん言って褒めてくれた(私が納得した顔をしなかったからかもしれない)。

未だに、入選できるのか不安な気持ちが大きいけど、今回はよく頑張ったな、と心から思える。このやり切った感を味わうために、毎回頑張っているんだよなあと実感する。

 

久々に個人的に燃焼した日でした。

最近気になったことのメモ

最近のメモ書きを投稿しておきます。

 

・酪農が苦境

コロナによる学級給食の需要の低下、飼料などの高騰が原因で廃業者が増加している。

→消費者を動かす改革が必要。バレンタインのように、ベビーの日とかラテの日とか作って、ミルク製品(○○ラテなど)を売り出すとか、、、、どうなのだろうか、、

国際女性デーでミモザをめちゃくちゃ売り出しているけど、それと同じように○○の日というのを作れば消費者がかなり動くと思う(1日だけになってしまうのでダメか、、、)。そんな解決方法をぼんやりと考えていました。

あとは牛乳レシピを推す。と考えていたら、全農のTwitterがしっかりやっていた。

 

・「時価」という表現

伊勢海老・・・時価 と書いてあると、頼むのは避けておこう、となって選択肢から外してしまうのは私だけなのだろうか。”時価”という表記が、消費者にとっても販売者側にとっても損な気がしてならない。

時価であったとしても、目安(2000円~3500円、サイズや仕入れ状況により変動)くらい書いておいてくれれば注文するのにな。そういうちょっとした表記による潜在的意識のズレみたいなところが気になる。

 

・ミニコスメ

小さいバッグは流行っているからか、それに合わせて小さいサイズのコスメが流行っているらしい。錠剤型の本当に小さなリップがあって、あまりの小ささに衝撃を受けた。それでもしっかり発色。既成概念にとらわれない思い切ったサイズの製品に感動した。

 

・魚の進化

魚は当然ながら、人間よりも子供が生まれる周期が何倍も短いので進化のスピードが早い。漁などによって小さい魚が(リリースや網目をすり抜けるなどで)生存できるため、魚の小型化が進んでいる。考えれば当たり前なのだが、妙に納得した話。

 

船釣りが気になる

昨日は人生初の船釣りに行ってきた。私にとって1番の心配は船酔いしないかということだった。事前に船酔いを防止するための方法をYouTubeで調べまくって、自分なりに対策を勉強した。

有効だと思われる対策は2つ。1つ目は、前日の夜に酔い止めを飲んで、朝起きてからも酔い止めを服用すること。2つ目は船が揺れても頭の上を空に並行にすることを意識すること(つまりは近くを見ずに、遠くを見る)。あとは気持ちの持ちよう!

ということで、この2つをばっちり実践して、絶対に酔わないというメンタルをもって、お菓子も買い込んで行った。この対策のおかげで?船酔いの「ふ」の字も経験することなく、余裕で釣りを楽しめた。

初心者だったので、船員の係の方がちらちらと教えてくれて安心して楽しむことができた。最初の数時間はすごく寒くて、なかなか魚自体が少なくて釣れなかったけど、最後の1時間くらいはやっと気温も上がり魚が多い場所に行きつくことができて、入れたら30秒くらいですぐ釣れるようになった(とはいっても、最後の最後で糸をたぐるのにもたもたして数匹取り逃したりもした。。)。最後のほうの入れ食い状態がずっと続くとめちゃくちゃ楽しいのだろうな、と思いつつ、そういう入れ食い状態すらない場合もあるようなので、少しでも体験することができてよかった。

ちなみに魚が餌にかかったときのビビビっという感覚が、「どうぶつの森」の魚釣りの時の振動に似ていて、任天堂すごい....!!ということばかり考えていた(感動ポイントちがう)。困った点は、船長の指示に従って、しっかり魚群がいるところに釣り糸を下ろせているのかわからないということ。船長が魚群探査機を見ながら、水深と海底から何メートルに魚がいるのかを教えてくれて、その指示をもとに糸の長さを調節する、という工程がある。初心者の私からすると、自分が設定した糸の長さで合っているのだろうか、と不安で、それがわからないままひたすら魚がかかるのを待つのは大変だった。どこに魚がいるのか知りたくてもどかしくて、「早くテクノロジーが進化してくれないかな....」と心の中で思っていた。今少し調べてみると、やはりIoTルアーなるものは開発段階らしい。https://robotstart.info/2021/04/23/iot-lure-smartlure-model-zero.html水中の状況がわからない中で、自分なりに探るのが釣りの醍醐味なのかもしれないけれど、私からすればやっぱり水中のデータを知りたい。水中のデータを知った上で、様々な変数(水温、季節、水深、地形、餌の種類やサイズなど)を学習できたら、より釣りが高度で楽しいものになるような気もする。

アナログなものにすぐテクノロジー化を求めてしまうのも、よくないですね、、。とりあえず、船釣りは楽しい!もう少し暖かくなったら、また挑戦したいです。

 

いすみ市が気になる

昨日は電車でいすみ市の大原に行ってきた。以前移住相談セミナーに行ったときに、いすみ市の職員さんに少し話を聞いて個人的に関心を持っていた場所。

いすみ市までは東京駅から鈍行で2時間ほど。本当は特急で70分くらいで行けるのだが、コストもかかるしちょうどいい時間がなかったので、鈍行で向かった。事前にGoogleマップで見たところ、おいしそうな海鮮のお店や個人経営のカフェがいくつかあったので、駅に到着してからその場所目当てに歩き回った。1件目はハマグリやサザエなどの海鮮を網焼きできる地元の人気店。ランチセットの漬け丼に網焼きを注文して、かなり満足度高いランチになった。本当はその後マルシェに行きたかったのだが、その日はお休みで、渋々綺麗目なカフェに。カフェラテを飲んで休憩した後、たまたま通りがかった直売所が安かったので、葉付玉ねぎ(初挑戦)とサツマイモ(ねっとり系でおいしかった)を買って帰路についた。

感想はというと、いすみ市は本当に人が少ない。人の気配がなくて、空き家もいっぱいあって、「車がないと移動が大変」という意味がわかるほど、1ブロックが大きい。目当ての場所から次の目当ての場所まで10~15分くらいの距離が多かったが、結構歩き疲れそうになった(靴がヒールだったせいもあるかもしれないが、変わらない景色の中歩き続けるのはきつい)。あとからYouTubeで見たのだが、毎週日曜日には海産物を販売する朝市が開催されて、たくさんの人が集まるよう。はるばる車に乗って、楽しみに朝市にくるのだろう。道を歩いていると人通りは少なかったが、その分地域イベントが一大イベントになるし、地域の集まりやコミュニティはたくさんあるのだろうな、と想像した。こんなことを考えられるのも、実際にその場所に行ったから感じられることなので、今回訪れてみた意味があったと思った。

最近の私の休日のテーマは”体験”。彼が”将来やりたいこと”がおぼろげながらちゃんと頭の中にある人で、将来やりたいことをよく語っている。でも願望だけが頭の中にあるのはもったいない気がして、せっかくだから一緒に体験してみたいと思うようになった(妄想をぶち壊してしまっていたら申し訳ないけど)。

体験をすることで、世の中の物事に対してより解像度が上がっていくと思う。今後も色々なことに(大きなことでなくても、YouTubeやテレビで見る内容などでもいい)関心のアンテナを張って、行動の幅を広げていきたい、と月並みなことを思っている。

 

書道が気になる

今日は有給をとったので、書道を練習する予定(現在はカフェで休憩中)

書道でイメージしていることについて考えたことを書きます。

 

大きな紙に書く展覧会用の作品作りは、アートに近い。文字を綺麗に書くとかお手本通りに書くのとは違い、”創作”になる。自分で好きな文字を選んで好きなように書いていい。その表現力、線質(太さ、かすれ、にじみなど)、墨質(色やにじみなど)で評価されていると思っている。

その上で、私が大事にしていること

(1)多様な表現を見る、文字の固定観念を取っ払う

イメージを作るうえで、instagramや過去の作品などから素敵だと思う作品を集めて、題材作りや理想の文字の形を考える。私の場合、色々な作品を見るのが好きなので、ここに結構時間をかける。同じ字を題材にしていても、人によって全く字の形が違う。紙を縦に使うか横に使うかでも字の作り方、余白の取り方が異なる。

”無限の表現の可能性”というのがぴったりで、文字の固定観念を取っ払う(辺と造りのバランスや線の長さなど)のが大事になる。

(2)事前に計算&イメトレをすること

文字を書くのは自由とは言っても、やはり自分だけの力では(1)で述べた固定観念や自分で一度つくったイメージを打破しきれない。なので、先生からたくさんの指摘をもらう。「ここは思いっきり縦の線を書いたほうがいい」「線をここで止めないほうがいい」「右上は少し余白を取るとバランスがとれる」など。いくつものことを考えないといけない。一方で実際に紙の上に書いている時には、そのようなことを考えている暇はなかったりする。考えながら書くとどうしてもそこで筆のスピードが止まってしまったり、筆を紙に押し付けてもたついてしまったりするからだ。

よって、考えなくてはいけないことは、事前に自らの身体に落し込み筆の動作のイメージを作る。何も考えていないかのように自由に書く必要があるが、一方ですごく頭を使う。このプロセスが難しい。頭を使わないといけないけど身体の力は抜かないといけない、みたいなかんじ(ゴルフのフォームに近いのかも)。

(3)ダイナミックさ

私は力強い表現が好きで、展覧会の審査も力強さやダイナミックな表現を好む傾向にある(と思っている)。華奢だと言われることが多いのでその反動なのか、創作に至っては「思いっきり書きたい」という欲が人一倍あるのかもしれない。「この人がこんな字を書くのか」と思われたい。自分的にギャップ狙い。

(4)白と黒のバランス

建築家の書道仲間の方がいるのだが、「紙の中に白の構造物と黒の構造物をいかに作るか。空間設計に近いという」という話が興味深かったし、建築家らしい考え方でとても気に入っている。これこそ”センス”

 

以上です。

今日は練習頑張ります。

 

 

農業が気になる

先日農業体験に行ってきた。いつかやってみたいと思っていたことの1つ。

"都市農業"と言われる、東京近郊の農家さんにお邪魔して作業を手伝わせてもらった。結論から言うと、いい筋トレだった。とりあえずどのようなものか体験してみたい、土に触れたい、野菜が育っているところを見たい、といった薄っぺらな期待で向かったのだが、帰る頃にはスポーツをした後のような疲労感と達成感があった。

やったことは人参の草むしり。めちゃくちゃ地味な作業だが、土の栄養が人参にいきわたるためには重要な作業だという。覆っているビニールシートを剥がして、人参の周りに生えている草むしりをひと通りして、元通りにビニールシートを戻すために土を掘って、ビニールシートを被せながらその上に土を被せて固定していく。最後に紐をかけて作業完了。ここまでで3人で作業して約3時間。

草むしりをするところまでは余裕だったのだが、土を掘るのが力仕事できつかった。

帰り道に彼と話していたのは、めちゃくちゃ非効率な仕事であるということ。自宅でやっているのだから機材を導入するのにもコストがかかるし仕方がないのだが、農業は作物を作るのに時間がかかるので、PDCAのサイクルが遅く、トライ&エラーも繰り返しづらい(cf. PDCAが早いビジネスモデルは惣菜屋など、在庫を1日でさばいてまた生産できるもの)。そして農家という既存産業が手厚く保護されている。さらに人手不足で人的リソースも足りないので、そもそも今までのやり方を見直す機会もなくなる。

このような事情が合わさり、改善されることなく、非効率な作業を継続的に行うことになってしまう。その一方で、手作業が楽しい、というような「非効率を楽しむ」ということも農家の醍醐味といえるのかもしれない。

体験を通して改めて農業ビジネスについて考える時間が楽しかった(でもめっちゃきついこともわかったし、本当にハードな仕事だと思う。農家の人たち尊敬する)。

 

ポッドキャストが気になる。

ここ最近はブログを書きたいと思うことが多々ありながら、なかなかPCを開く気が起きず、、フルートの練習をしたり書道の練習があったりで追い込まれておりました。。

一昨日無事にフルートの発表が終わり、ひと段落。でもまたやらないといけないことは色々あるので、あと1週間は心が落ち着かず。。という日々を過ごしています。

フルートのことはまた後でブログに書くとして、今日テーマに考えたいことはポッドキャストについて。先日「なぜポッドキャストが若者に人気なのか?」という問いを立てられて、すぐにまとまったことを返せなかったので、改めて考えたいと思う。

 

ポッドキャストが動画に勝る要素を殴り書きで書いていきます。

①情報量の多さ:動画だと映像も情報の一部になって伝わるが、ポッドキャストは声だけの情報。言葉としての情報量が多くなる。そのため、教養・知識に関するトピックが向いているのだと思う(言葉だけで伝えられるもの)。

言語化する魅力:何かを説明するときに、1から10まで言葉で言い表す必要がある。例えば、テレビでの食リポのような「おいしい」という言葉やオーバーリアクションはポッドキャストでは通用しない。目の前にあるもの、自分の感情や感想をすべて言葉という形で示す必要がある。

③人は会話でのコミュニケーションが好き:単純に人って人の話を聞いたりとか人から学ぼうとすることが好きで、特に会話を好むのではないか。対談とかパーソナリティが話すのを聞くのが心地がいいと感じるのではないか。音声コミュニケーションのほうが距離感が近く感じるのも、そういう人間的な性質なのかな、と思う。

④話者に対してある程度理想を作り上げる:これは最近多い顔出ししない歌い手の人気ぶりを見て思ったのだけど、彼らが人気になるのは歌の上手さやキャラクターによるもの(6割くらいしか見えていない)だと思う。残りの4割、見た目を含めた本当の人間性というのは視聴者側で補完しているものだと思う。その理想的な補完がある分、ポッドキャスト配信者のファンになりやすい。

⑤”人”にフォーカスする:何かしらの知識を得たいと思って聴いているかもしれないけど、結局はポッドキャストの配信者から見た視点、意見に関心があると思う、例えばある企業のポッドキャストで、製品の生産者を紹介する会とイベントや製品紹介の回があるのだが、私の場合圧倒的に”人”の話を聞きたいと思う。その人にしか語れない生活や意見を聞きたいと思う。人は人のストーリーに惹かれる。人にフォーカスした情報を①や②にあるように圧倒的な情報量、言語化によって聴けるからポッドキャストに魅力がある。

 

以上です。(全然整頓されてないですが、思いついたことをざっと書きました)

また思いついたことがあれば書きます。