時間の使い方が気になる

最近、時間の使い方について考えさせられる。

私は嫌なことを後回しにしてしまい、対処しなきゃしなきゃと思いながらぎりぎりまでやらない、という生き方を続けてきた。優先順位がつけられない。緊急の緊急になるまで、本来優先順位1位のものは一番下に追いやられている。

質が悪いのは、先延ばしにするくせに、心の中ではずっとやらなきゃ、という焦燥感に駆られているということだ。だから手をつけないといっても、その間思う存分遊んでいるわけではない。やらなきゃと思い頭を悩ませながらゴロゴロしていたりする。でも心は休まらない。そして一歩も事は進んでいない。

こんな過ごし方をしているから、常に心配事が頭の中にある。

それが最近周りの人を見て変わってきた。一番大きいのは兄の影響。兄は昔から要領が物凄くよく、集中力がある。ささっと資料を作ったり、大量のデータベースをまとめたり、ということをいとも簡単にやってのける。兄の結婚式のプログラムや配布物、動画づくりもほぼ兄がやったという。

最近兄に、私の個人的な作業の確認をお願いしたのだが、後回しにせずに本当に秒で対応してくれた。なんでも瞬間的にこなし、私が頭を抱えながら1時間以上かけてやることを15分くらいで完了させる。これが要領の良さの差である。

それを目の当たりにしてから、嫌だったり苦手だったりする作業も、兄ならすぐやるだろうな、と思い早く取り掛かるようにしている。どうしても取り掛かれないときには悩むのではなく、時間を確保した上で、それまでは思う存分遊ぶ。

兄の時間の使い方を自分に憑依させることで、少しは楽に生きられる気がする。