パーソナルカラー診断が気になる

数か月前にパーソナルカラー診断に行った。パーソナルカラー診断を受けた友達がおすすめしてくれたところに行った。狭い雑居ビルのワンフロアで、40代くらいの女性が「すごい若く見えますねえ」と言いながら私の化粧を落として、カラフルな布を顔の横にあてて、「この色だと影が目立ちますねえ」「顔色が明るく見えますねえ」と素早く感想を言いながら私に同意を求めてくる。「ああ。え?たしかに?」と曖昧な返事をしながら、最終的に出された私のパーソナルカラーは「イエベ春」だった。

 

パーソナルカラーがイエベであることは診断を受ける前から自分でわかっていた。まさに肌色にイエローを混ぜました、という皮膚の色をしている。パーソナル診断は1万円代で正直かなり高いと思ったが、それでも人生に1回の「自分のことを知る機会」だと思って診断を受けることを決めた。

 

メイクをしてみると、似合う色、似合わない色がはっきりする。カーキなどのスモーキーカラーなんかは誰かに殴られたのかと思うほど暗い顔に見える。逆に、ゴールドなどの華やかな冬コスメはしっくりくると昔から思っていた。あらためてパーソナルカラーをみると、似合う色は確かに「イエベ春」向けにカテゴライズされているものに当てはまっている。カテゴリーで人を括るのはよくないとか思っていたけど、括ることでわかることもある。なにより自分を知るという観点で、新しい発見があった。