自己開示が気になる

先日、研修の一環で社外のコンサルタントの方に1on1をしてもらった。

1on1では、仕事で楽しいこと、仕事をする上で意識していること、夢中になれること、得意としていること、趣味、どういう人生を歩みたいか等、様々なことを質問された。それに対して自分でも驚くほど素直に正直に答えた。例えば、自分が大事にしていることを他の人にも知ってほしいという欲があること、計画を立てるのが得意ではないこと、計画を立てるよりもまずできることから行動したいこと、人生の目標が定まっていないこと等、、。できていることもできていないことも含めて、頭に浮かんだ正直な言葉を口にしていった。

様々な質問をされて考えていく中で、このブログに書いていたり友達と話したりしていて、ある程度答えを自覚しているものもあった。しかし一方で、人生の設計図であったり、見えていないものもあった。正直に「見えていない」と答えたのだが、それを否定されたり無理に目標を考えさせられることもなく、受け入れてもらえたことがとても安心したのを覚えている。

コンサルタントの方には、私と話す中で以下のような感想を持ったと言われた。

・大事なことを大事なものとして持っている

・感覚とロジカルのバランスが取れている(自覚していなくても話の仕方が分かりやすいと言われたのは嬉しかった。普段一緒に仕事をしていない相手なので丁寧に状況を説明しようとしたからだと思う)

・感性が研ぎ澄まされている

取り繕うことのない言葉で自分について話した結果、このようなフィードバックをもらえるのは嬉しかった。

 

後日彼に1on1の話を共有した。「内面の話はなかなか友達とはしないから、コンサルタントのほうが私のことを知ってるかも」と言うと、自己開示の重要性の話になった。自己開示をすることで、目的地までの道を誰かが教えてくれたり、時には目的地まで一緒についてきてくれたり、一緒に行こうということになったりする。自己開示せずに立っているだけでは誰も見向きもしてくれないし、教えてくれたことに耳を傾けなければいつまでも同じ場所にいるだろう。もしかしたら自分だけの判断で反対方向に進むかもしれない。

正しい目的に着くために、また仲間を見つけるために、自己開示は大事だという結論に至り、妙に納得した。コンサルタントという新たに自分のことを知ってくれる人を見つけた気分で嬉しいし、今後も色々な人に積極的に自己開示をしていきたいと思った。