赤ちゃん

何度目だよ、と自分でもつっこみたくなってしまいますが、また入院してました。今はできるだけ安静にして、彼の家でゴロゴロしたり本を読みながら過ごしている。

入院期間中、兄とお嫁さんの間に赤ちゃんが産まれた。ちょうど私の退院日の翌日に赤ちゃんも退院して家にやってきて、初対面した。

初めて赤ちゃんを見た瞬間、あまりの小ささ(それでも体重は3000グラム以上で、新生児としては大きめらしい)に衝撃が走った。私には妹や弟がいないので、生まれたばかりの新生児を目にするのは初めてだった。予想を遥かに超えて小さかった。スースー寝息を立てて寝ていた。

翌日にはお嫁さんが兄に粉ミルクの与え方を教えていた。お嫁さんも新米のはずだけど、助産師さんに教えてもらったやり方をすっかりマスターしているよう。さすがは母だと思った。

このあまりに小さく脆い状況から、夫婦で育てて赤ちゃんが大人になっていくと考えると、本当に感慨深い。すごく大袈裟な感想だが、この地球上の人間すべてに、リスペクトしたくなった。それくらい、生の強さ、そしてそれを守る周りの人たちの強さを感じて、すごく衝撃を受けた。

正直、今まで赤ちゃんと接するのは苦手だった(そもそも接する機会が少なくて慣れておらず、コミュニケーションの取り方がわからなかった)けど、甥だからか、信じられないくらい愛おしい。ずっと見ていたくなるし、成長していくこれからの日々が楽しみ。