夢が気になる

色々な夢を持っているある人に影響を受けた。会うたびに夢について語るのだが、その人はやりたいことがたくさんある。農業に関わる仕事をしているので、食への関心が強く、田舎暮らしをして漁をしたいとか、山葵を栽培したいとか、鶏を飼いたいとか、色んなことを言う。いつか田舎暮らしをすることが彼の夢らしい。

一緒にカフェに行った時には、もしこの立地でビジネスができるとしたら、何をするか、何を売るか、という話をして、どういう人をターゲットにするのか、それで売り上げが見込めるのか、ということを語り合う。私も最近面白いと思ったビジネスや幼少期の経験を引き合いに出しながら、どのような需要があるかを考える。真面目な話に聞こえるけど、すべてが妄想話。でもそんな時間が私にとってはすごく楽しい。

孫正義の有名なスピーチがある。「どんな夢であれ、夢を描くことが自分の人生に対するビジョンになる。自分の夢も明確に持たずに、人生に対するビジョンを持たずに、ただ給料をもらうために働く。でも今は仕方ないと言っている間にあっという間に人生が終わる」実はこのスピーチを昨日YouTubeで聴いて、ものすごい衝撃を受けた。

夢を持つことは人生に対するビジョンを持つこと。一度しかない人生をどう生きるかを自分で決めること。それを何も考えずにいるのは、時間を浪費しているだけなのだ。

夢を持っている人は、色々な夢を語る。どこまで本気なのかはわからないが、理想やビジョンを掲げている。YouTubeで関連するコンテンツを見て知識を得たり、経営に関する勉強をしたりしている。そんな人を見ていて、自分も人生のビジョンを持たないと、と半ば焦燥感に駆られた。

そんな土曜日でした。