アウトプットが気になる。2

今clubhouseで「子どもの読書感想文」に関するトークルームを聴いている。作家の山中恵美子さんやジョン・キムさんが主なスピーカー。

その中で「(自分の)子どもは読書感想文が苦手。インプットをする勉強はしているけれど、アウトプットをする教育を受けていない。突然アウトプットをしろと言われると、何を書いていいかわからないようだ。」という話があった。

それに対してジョン・キムさんがアドバイスしていたのは、インプットとアウトプットを同時にするということ。具体的には、本を読みながら、スキマの空白に感想を書いていく。そして、後で自分が書いた感想たちを読み返して、グルーピングをして思考を整理するというやり方だ。そうするとアウトプットへのハードルが低くなり、後で見返して自分の感想を整理していくという過程も楽しく行えるそうだ。

さらに、「何か自分に刺さる一言を見つけよう」という感覚で読書することで、インプットの際の受け取り方や質も変わってくるという。(この話を聞いて、今clubhouseでのインプットとブログでのアウトプットをほぼ同時でやってみた。clubhouseはアーカイブが残らないので、記録しておかないとすぐ忘れてしまう)

去年少しだけInstagramに読書記録をしていたことがあるのだが、まさに「自分の心に刺さる言葉」を探して、それを記録していたなと思い出した(個人的な感想はあまり書いていなかったが)。その時は、決まった時間内に複数の本を読み漁り、「刺さる言葉探し」をして、その文章を記録していくスタイル。そうすると、集中力や感性を高めて本を読むことができた。

大学時代も、読書レポートの課題があれば、本に感想を書きこんでいた。自分なりに以前読んだ本の情報などと知識をつなぎ合わせて感じたことを書いたりしていた。「書き込みマスト」派だった。

 

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一時期記録していた読書Instagram

 

最近は本に書き込むほど集中して読書できていなかったな。アウトプット前提で、感想を持つことに熱中して本を読んでみよう、と思った。

今読もうとしているのがエーリッヒ・フロムの「愛するということ」。これはなかなか人生の本質を突く本だと思う。読むのに時間がかかりそう。。